1 :ぐれ ★:2023/06/13(火) 17:10:31.58 ID:5WmsJhNS9
カテゴリ: 医療
【医療】子どもの風邪、コロナ5類移行後急増…感染対策徹底で免疫低下か
1 :ぐれ ★:2023/06/09(金) 09:32:07.93 ID:tN3Z9CF79
※2023/06/07 06:41
読売新聞
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行した後、子どもの風邪が急増している。国立感染症研究所の6日の発表によると、夏風邪の一つヘルパンギーナの患者数は移行前の5倍、RSウイルスは2倍にのぼった。感染対策の徹底でコロナ禍中は流行が抑えられ、免疫が低下した影響とみられている。
いずれの感染症も、通常は7月頃に流行する。今年は状況が異なり、5月28日までの1週間に全国約3000の小児科定点医療機関から報告された患者数は、1医療機関あたりヘルパンギーナは1・33人、RSウイルスは1・95人。5類移行前の1週間は、それぞれ0・28人、0・99人だった。
東京都荒川区の上野小児科医院には5類移行後、風邪の子どもがひっきりなしに訪れている。発熱した子どもだけで1日に40人診ることもあり、5月上旬の2倍だ。重症化して入院した子どももいるという。
続きは↓
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20230606-OYT1T50198/
【医療】性感染症「梅毒」の増加止まらず 最多ペースも「実際はもっと多い」
1 :アルカリ性寝屋川複垢 ★:2023/06/01(木) 23:46:02.02 ID:uvRxX13R9
国立感染症研究所は30日、今年に入り梅毒の患者数が5453人(速報値、21日時点)になったと発表した。現在の統計方法となった1999年以降で過去最多だった昨年を上回るペースで増え続けている。専門家は「実際はもっと多くの患者がいる可能性もある」と注意をよびかけている。
梅毒は「梅毒トレポネーマ」という細菌による性感染症。感染した粘膜や皮膚との接触でうつり、キスでも感染することがある。
1948年には22万人の患者がいたとされるが、その後、抗菌薬が登場してからは減った。だが、2010年ごろから再び増加、19、20年に一時減ったが、22年は暫定値で過去最多の1万2966人となった。男性は20~50代が多く、女性は20代が突出して多い。
今年は21日までに、昨年同期より1527人多い5453人の患者が報告されている。
梅毒は感染から数週間後に性器や口の感染部位にしこりなどができる。一度症状が消えた後、しばらくすると手のひらなど全身に発疹が出る。治療しなくても症状が治まるために見過ごされやすく、感染が広がる原因にもなっている。
妊娠している女性が梅毒にかかると、胎盤を介して胎児に感染し、流産や死産、先天異常を起こすことがある。治療は抗菌薬を使う。
愛知医科大の三鴨(みかも)広繁教授(感染症学)は「(人と人との接触が減る)新型コロナウイルスの流行時も梅毒など性感染症は増えている。性風俗に従事する女性のほか、マッチングアプリやSNSなどを通じて個々に出会う機会が増えたことも感染が増えている一因だ」とする。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a1d168d93ef7215333525fda3397e5f2c51af87/images/000
梅毒トレポネーマ
YAHOO(朝日新聞) 5/30(火) 20:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a1d168d93ef7215333525fda3397e5f2c51af87
【医療】イベルメクチン 新型コロナ患者に投与も効果みられず 北里大
1 :ぐれ ★:2023/05/25(木) 20:58:23.27 ID:VHaGgYq+9
※2023年5月24日 23時47分
NHK
寄生虫が原因で失明などが引き起こされる感染症の特効薬「イベルメクチン」について、新型コロナ患者に投与しても効果がみられなかったとする結果を、治験を進めていた北里大学病院などのグループが発表しました。
治験は北里大学病院などのグループが行い、今月22日、海外の医学雑誌に結果をまとめた論文を発表しました。
それによりますと、治験は2020年8月からおととし10月まで新型コロナに感染した20歳以上の中等症までの患者248人を対象に行われ、イベルメクチンを1回服用するグループと偽の薬を服用するグループに分けて、患者も医師もどちらが投与されているか分からない方法でPCR検査で陰性となるまでの期間を比較しました。
その結果、いずれのグループでも14日前後で陰性となり、陰性となるまでの時間に差はなく、イベルメクチンの投与で時間を短縮する効果はなかったと結論づけています。
続きは↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230524/k10014077561000.html
【医療】生後12か月までに親と“唾液の交換”でアトピー性皮膚炎のリスク低減か
1 :おっさん友の会 ★:2023/05/25(木) 01:32:10.09 ID:jQ3hZGiJ9
和歌山県立医科大学らの研究グループは、生後12か月までの乳児の期間における親との唾液接触が、子のアレルギー疾患の発症リスクと関係があるとする研究結果を発表しました。
和歌山県立医科大学らの研究グループは、小中学生およそ3600人とその保護者を対象に、アレルギー疾患や、乳児期の生活習慣や環境などに関してアンケート形式で疫学調査を実施し、分析を行いました。
アレルゲン耐性の発達について、乳幼児期の微生物刺激が不十分だと皮膚などのバリア組織が過敏になり、アレルギー性疾患が進む可能性が指摘されていますが、研究グループが今回のアンケートを分析した結果、
生後12か月までの乳児期に親と食器などを共有し唾液の交換を行うことで、その後、小中学生時にアトピー性皮膚炎を発症するリスクが低くなる可能性が高いことがわかったということです。
研究グループは「こどものアレルギー発症リスク低減のメカニズムを解明し、安全で効果的な小児アレルギー疾患発症の予防法の開発に繫げていきたい」としています。
2023年5月24日 19:53
https://news.ntv.co.jp/category/society/4ab3daa38c9d40788292cf7ed804e855
【医療】「年収2000万円稼げる」…大学病院エリート医師たち「超高額」医療アルバイトの実態
1 :七波羅探題 ★:2023/04/28(金) 07:26:08.92 ID:ba04mrPQ9
大学病院で働く医師の給与は、一般的な民間病院の勤務医に比べると、極端に低水準である。
早瀬は、腹腔鏡手術の問題が明るみに出た翌年の2015年3月末に退職するとき40代後半で、肩書は大学の「助教」だった。助教といえば、かつての「助手」に当たる立場であり、准教授(旧称=助教授)や講師より下位になる。群馬大学関係者によると、40代の助教の年収は、人により多少の差はあるものの、500万円程度ではないかという。それに比べ、周辺の民間病院で働けば、年1000万~2000万円の収入が得られる。大学病院の医師と言えば聞こえはいいが、待遇は一般的な病院をはるかに下回るということになる。大学病院には難しい症例が集まりがちなことを考えても、一見、経済的には割に合わない職場と言えるかもしれない。
しかし、話はそう単純ではない。これを補うための裏技として、大学病院の医師は当たり前のように、関連病院でのアルバイト診療を行っている。医師のアルバイト料は一般の常識をはるかに超える高額なもので、群馬のような地方では特に、少なめでも半日で5万円程度は稼げるのが普通だという。群馬県内では医師不足に悩む地域もあり、地域病院は金を積んで何とか医師を確保する。関係者によると、安いほうで半日5万円前後から、夜間当直を含め丸一日で15万円という高額なアルバイト料が手に入る場合もある。そういう事情だから、週に2~3回もアルバイトに行けば、大学病院でも民間病院の常勤医に勝るとも劣らない収入を確保できるというわけだ。
かつて大学の医局には、研修医をはじめ若手医師が大勢おり、奴隷同然にこき使われたというが、そのおかげで大学病院が人手に困ることはなかった。しかし、2004年に新しい臨床研修制度が導入されると、医学部を卒業して医師免許を取得したばかりの医師が、大学の医局に所属せず自分の希望する研修先を選ぶことができるようになった。そのため、若い医師が魅力ある都市部の病院に流れ、それ以前のように、大学の教授が一手に人事権を握り、地域病院も含めて人材の配置を意のままに動かすことはしにくい状況になった。
その影響で、特に人材の確保が難しくなったのは地方の大学病院だ。困り果てて周辺地域の関連病院に派遣していた中堅医師を大学へ引き上げたことで、地域病院の医師不足が深刻化したという「副作用」も問題になった。
群馬大学病院もその煽りを受け、人材確保が難しくなっていた。若い世代の医師が、仕事が過酷になりがちな外科を避け、眼科や皮膚科といった比較的プライベートの時間が取りやすい診療科に集まる傾向から、外科医不足が進んでいたことの影響もあった。加えて、第二外科には、第一外科との対立や教授ポストをめぐる激しい抗争に嫌気が差して大学病院と距離を置く者もいたため、働き盛りの人材不足に拍車がかかったという個別の事情もあった。
「松岡先生はずいぶんアルバイト先を増やしたんですよ。『大学病院にいても結構稼げるよ』とアピールすることで、医師を集めようというわけです。医局員には、積極的にアルバイトをやらせていました」
これは、当時の第二外科を知る人物の弁だ。別の関係者によると、「年収2000万円稼げる」と話す者もいたという。
ただし、大学の常勤職員であれば、国家公務員に近い立場である国立大学法人職員という身分になり、アルバイト時間数は一般的に、一週間当たり8時間が上限とされている。
「第二外科の医師がアルバイトをしていたといっても、時間数の制限を超えてやっていたということはありません。あくまで認められた範囲内でのことです」
群馬大学病院の事務サイドはこのように説明したが、それは本当だろうか。実態はどうだったのか。
第二外科の手術日は、火曜日と木曜日の週二日だった。それ以外の曜日は第一外科が手術室を使うので、第二外科の医師たちは、外来診療がある時間帯などを除き、他の病院のアルバイトを入れて稼ぐのが普通だったという。火曜か木曜であっても、自分自身が手術に入らないならばアルバイトに出ることはできる。早瀬はグループのトップとして、アルバイトの差配も思いのままという立場だった。地域病院はアルバイト医師を確保できないと立ちゆかない。おのずと「労働条件」がよくなって不思議はない。たとえば年末年始なら、通常の1.5倍にアルバイト料をつり上げても、地域病院は応じるしかないのが現実だった。
※以下リンク先で
現代ビジネス高梨 ゆき子(読売新聞論説委員)2023.04.27
https://gendai.media/articles/-/108374
【医療】20代~40代で「帯状疱疹」が“急増”の理由 顔面神経麻痺、視力障害のリスクも… 重要なのは「初期症状」 ★6
1 :ぐれ ★:2023/04/11(火) 10:17:12.65 ID:xHqYw5qg9
※TBSテレビ
2023年4月6日(木) 10:00
4月になって新しい環境での生活が始まる人も多いこの時期、気を付けたいことがあります。それは「帯状疱疹」。どちらかというと、中高年のイメージがあるかもしれませんが、実は帯状疱疹は誰にでも起こりうる皮膚病で、このところ若者や子育て世代で増加しているといいます。一体なぜなのでしょうか?
帯状疱疹は“誰にでも起こりうる” 20代~40代で急増 なぜ?
帯状疱疹に詳しい、奈良県立医科大学皮膚科学教室の浅田秀夫教授に話を聞きました。
ーー「帯状疱疹」を聞いたことがある人が多いと思いますが、具体的にどんな病気ですか?
奈良県立医科大学皮膚科 浅田秀夫教授:
「『帯状疱疹』とは『水ぼうそう』と同じ『水痘帯状疱疹ウイルス』で起こる皮膚の病気です。『水ぼうそう』になったことがある人は、帯状疱疹になる可能性があります」
ーーうーん、水ぼうそうになったかどうか、定かではないのですが…
「これまでに水ぼうそうになったことがない人でも、知らないうちに感染している場合もあります。水ぼうそうが治っても、ウイルスは体内の神経節に潜伏し、体内からなくなることはありません。実は、日本人成人の90%以上に帯状疱疹の原因となるウイルスがすでに体内に潜んでいると言われています」
ーーえ、そんなに!?では発症する人と、しない人がいるのはなぜでしょうか?
「ウイルスが潜んでいる状態のときは悪さをしませんが、加齢・ストレス・疲れなどで、免疫力が下がると再び活性化し、帯状疱疹を発症するのです。
50歳を過ぎてくると帯状疱疹の患者さんが増えて来るのは、免疫がじわじわ下がってきて体に潜んでいたウイルスが免疫で抑え込めなくなって、帯状疱疹がでてくるということです」
ーーでは、なぜ若い人や子育て世代に「帯状疱疹」が急増しているのでしょうか?
続きは↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/409553?display=1
※前スレ
【医療】20代~40代で「帯状疱疹」が“急増”の理由 顔面神経麻痺、視力障害のリスクも… 重要なのは「初期症状」 ★5 [ぐれ★]
★ 2023/04/08(土) 07:59:49.36
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1681037400/
【医療】20代~40代で「帯状疱疹」が“急増”の理由 顔面神経麻痺、視力障害のリスクも… 重要なのは「初期症状」 ★4
1 :ぐれ ★:2023/04/09(日) 06:46:46.30 ID:oNv1tk7P9
※TBSテレビ
2023年4月6日(木) 10:00
4月になって新しい環境での生活が始まる人も多いこの時期、気を付けたいことがあります。それは「帯状疱疹」。どちらかというと、中高年のイメージがあるかもしれませんが、実は帯状疱疹は誰にでも起こりうる皮膚病で、このところ若者や子育て世代で増加しているといいます。一体なぜなのでしょうか?
帯状疱疹は“誰にでも起こりうる” 20代~40代で急増 なぜ?
帯状疱疹に詳しい、奈良県立医科大学皮膚科学教室の浅田秀夫教授に話を聞きました。
ーー「帯状疱疹」を聞いたことがある人が多いと思いますが、具体的にどんな病気ですか?
奈良県立医科大学皮膚科 浅田秀夫教授:
「『帯状疱疹』とは『水ぼうそう』と同じ『水痘帯状疱疹ウイルス』で起こる皮膚の病気です。『水ぼうそう』になったことがある人は、帯状疱疹になる可能性があります」
ーーうーん、水ぼうそうになったかどうか、定かではないのですが…
「これまでに水ぼうそうになったことがない人でも、知らないうちに感染している場合もあります。水ぼうそうが治っても、ウイルスは体内の神経節に潜伏し、体内からなくなることはありません。実は、日本人成人の90%以上に帯状疱疹の原因となるウイルスがすでに体内に潜んでいると言われています」
ーーえ、そんなに!?では発症する人と、しない人がいるのはなぜでしょうか?
「ウイルスが潜んでいる状態のときは悪さをしませんが、加齢・ストレス・疲れなどで、免疫力が下がると再び活性化し、帯状疱疹を発症するのです。
50歳を過ぎてくると帯状疱疹の患者さんが増えて来るのは、免疫がじわじわ下がってきて体に潜んでいたウイルスが免疫で抑え込めなくなって、帯状疱疹がでてくるということです」
ーーでは、なぜ若い人や子育て世代に「帯状疱疹」が急増しているのでしょうか?
続きは↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/409553?display=1
※前スレ
【医療】20代~40代で「帯状疱疹」が“急増”の理由 顔面神経麻痺、視力障害のリスクも… 重要なのは「初期症状」 ★3 [ぐれ★]
★ 2023/04/08(土) 07:59:49.36
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1680954855/
【医療】20代~40代で「帯状疱疹」が“急増”の理由 顔面神経麻痺、視力障害のリスクも… 重要なのは「初期症状」 ★3
1 :ぐれ ★:2023/04/08(土) 20:54:15.43 ID:P6WNbwP59
※TBSテレビ
2023年4月6日(木) 10:00
4月になって新しい環境での生活が始まる人も多いこの時期、気を付けたいことがあります。それは「帯状疱疹」。どちらかというと、中高年のイメージがあるかもしれませんが、実は帯状疱疹は誰にでも起こりうる皮膚病で、このところ若者や子育て世代で増加しているといいます。一体なぜなのでしょうか?
帯状疱疹は“誰にでも起こりうる” 20代~40代で急増 なぜ?
帯状疱疹に詳しい、奈良県立医科大学皮膚科学教室の浅田秀夫教授に話を聞きました。
ーー「帯状疱疹」を聞いたことがある人が多いと思いますが、具体的にどんな病気ですか?
奈良県立医科大学皮膚科 浅田秀夫教授:
「『帯状疱疹』とは『水ぼうそう』と同じ『水痘帯状疱疹ウイルス』で起こる皮膚の病気です。『水ぼうそう』になったことがある人は、帯状疱疹になる可能性があります」
ーーうーん、水ぼうそうになったかどうか、定かではないのですが…
「これまでに水ぼうそうになったことがない人でも、知らないうちに感染している場合もあります。水ぼうそうが治っても、ウイルスは体内の神経節に潜伏し、体内からなくなることはありません。実は、日本人成人の90%以上に帯状疱疹の原因となるウイルスがすでに体内に潜んでいると言われています」
ーーえ、そんなに!?では発症する人と、しない人がいるのはなぜでしょうか?
「ウイルスが潜んでいる状態のときは悪さをしませんが、加齢・ストレス・疲れなどで、免疫力が下がると再び活性化し、帯状疱疹を発症するのです。
50歳を過ぎてくると帯状疱疹の患者さんが増えて来るのは、免疫がじわじわ下がってきて体に潜んでいたウイルスが免疫で抑え込めなくなって、帯状疱疹がでてくるということです」
ーーでは、なぜ若い人や子育て世代に「帯状疱疹」が急増しているのでしょうか?
続きは↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/409553?display=1
※前スレ
【医療】20代~40代で「帯状疱疹」が“急増”の理由 顔面神経麻痺、視力障害のリスクも… 重要なのは「初期症状」 ★2 [ぐれ★]
★ 2023/04/08(土) 07:59:49.36
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1680928568/
【医療】難病の薬を開発できた…しかし、製薬会社の名乗りなく 患者は3人「救う道を」 神戸大研究グループが訴え
1 :ぐれ ★:2023/03/26(日) 11:51:13.32 ID:WfBwBdFG9
※3/25(土) 19:43配信
神戸新聞NEXT
治療法のない腎臓の難病に、有力な薬が見つかった。だが患者は全国に3人しかおらず、商品化する製薬会社が見つからない。治療しなければ若いうちに末期の腎不全になり、人工透析なしでは生きられなくなる。何とか救う手だてはないだろうか-。
■明確な結果
神戸大教授の野津寛大さん(50)=小児科=らの研究グループが開発したのは「アルポート症候群」の治療薬。マウスによる実験では、投薬された個体は半年たっても1匹も死なないが、投薬しないグループは半数以上が死んだ。「これほど明確な結果はなかなか得られません」と野津さんは強調する。
使用したのは「核酸医薬」と呼ばれる薬だ。個人の遺伝子を詳細に調べて病気の原因となる変異を突き止め、直接働きかける。野津さんらは、重症型のアルポート症候群の変異を軽症型に置き換える手法を開発した。核酸医薬の合成法は確立しており、原因となる遺伝子が分かれば短期間で完成できる。他疾患では、筋肉の萎縮や呼吸困難を起こす難病「脊髄性筋委縮症」に対する核酸医薬「スピンラザ」などが承認されている。
■開発費打ち切り
アルポート症候群の発症率は数千~1万人に1人程度とされ、遺伝性腎疾患の中では比較的多い。しかし、同じ病気でも遺伝子変異の現れ方はさまざまで、タイプによって核酸医薬は異なる。それゆえ、治療薬を開発しても対象患者は限られてしまう。
野津さんらは臨床試験(治験)に向け、該当する患者の情報を全国から募ったが、3人しか見つからなかったという。商品化しても採算は見込めず、手を挙げる製薬会社は現れていない。これまで国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)から得ていた研究開発費も打ち切りが決まった。
研究グループに名を連ねる飯島一誠(かづもと)・兵庫県立こども病院長(66)=前神戸大教授=によると、米国などでは核酸医薬開発を支援する仕組みがあり、たった一人のための薬も創られた。「長期間の高額な治療費をどう支えるかも含めて、日本に適したモデルの構築が求められる」と飯島さんは指摘する。
■ある女性医師の存在
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/34e72c4fe02d32cd09a5ca7f813893d710e3989e